都会で山を感じられる、神戸の魅力。
神戸の魅力のひとつに「山や海」との近さがあります。
東京など首都圏からの移住を考えるときに、住む場所の自然との近さを判断材料にされる方も多いのではないでしょうか。神戸には市街地からすぐに見える距離で、山と海が共存しています。
神戸に住む人にとっての「三宮」は、買い物に行く場所であり、飲みに行く場所であり、遊びに行く場所でもある、まさに何でも揃っている神戸の中心地。ここでも方角の確認をするときは「山側」「海側」で通じるくらいに身近なものなのです。今回は、山について。
例えばここは、フラワーロード(新神戸駅から神戸税関交差点までを南北に結ぶ神戸のメインストリート)のJR三ノ宮駅からすぐ南側の交差点なのですが、北の方角を見ると奥には山が見えます。
つい最近まで向かって右手に「三宮ターミナルビル」が建っていたのですが、駅前の再開発のため解体が進み六甲の山並みが見えるようになりました。この山の手前に新幹線の新神戸駅、越えたところに神戸市北区の入り口「谷上駅」があるのですが、谷上駅までは神戸市営地下鉄でトンネルをくぐって約10分です。
こちらは先ほどの場所より少しだけ西にある生田ロードで、この先には「東急ハンズ」そして、”いくたさん”こと「生田神社」があるのですが、ここからもすぐ背後には山が見えます。
このように、山と街がとても密接しているため、仕事前に山登りをしてから出勤するなんて人も少なくありません。ちなみに、よく「六甲山」と表現しますが、実はたくさんの山が連なった「六甲山地」と呼ばれ、最高峰は標高931.25mの「六甲山」。三宮・新神戸のすぐ裏の「再度山(ふたたびさん)」、展望台(掬星台)から夜景を眺めることのできる「摩耶山」など、いろんな山があるのです。ここまで都会と山が密接な都市は、そう多くはないのではないでしょうか。
私のおすすめは、阪急電車の車内から眺める六甲山地です。これもまた神戸ならではの魅力です。
山に登るのが好きな人も、山を見るのが好きな人も、ぜひ一度神戸の山に触れてみてください。