上越市がんぎ町屋リノベーションSHOPの紹介
雪国、上越市ならではの生活の知恵
新潟県上越市の街並みで特徴的な様式のひとつに『雁木通り・町家 雁木(がんぎ)』があります。
雁木(がんぎ)とは、家から道路側につきだした庇(ひさし)のことです。
道路沿いの住居や店舗が、積雪時に雪や雨にぬれずに通行できるよう工夫されている、雪国ならではの様式です。
この雁木は現在約16kmもあり、上越市の生活になくてはならない建築様式であるとともに、地域のシンボルとなっています。(写真は上越市のホームページより)
高田駅は「えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン」の駅です。高田駅近辺では、上越市内にある有名な桜のスポットである高田城をはじめ、城下の情緒ある街並みを保存しています。近年では町屋を活用しようとリノベーションし、お店をOPENする人が徐々に増えています。
イイ感じにリノベーションされた、雁木町屋レトロSHOP
『雁木町屋を巡って楽しめるリノベーションスポットをあつめたら イイ感じの本になった』
が発行されました!こちらは高田のまちづくりの取組等への関心が高い、市内在住の20代の若手女性を中心とした6名の編集チームが、実際に町屋に足を運び、取材、写真撮影、記事・イラスト作成、レイアウト等を担当しました!
掲載されているスポットは13軒。コーヒースタンドやシェアキッチン、オフィス、レストラン、ヨガスタジオ、IT企業の拠点、民泊施設、など。
今回編集に携わった女性のうち、実際に自分も高田の町家を活用してみたい、とする声もあがってきたそうです。住んでいる地域の魅力を再発見でき、今後の街並み活性化へとつながる素晴らしい取り組みとなったようです。
◆『雁木町屋を巡って楽しめるリノベーションスポットをあつめたら イイ感じの本になった』が入手できる場所:上越市町屋交流館高田小町、高田城址公園オーレンプラザ、上越市役所1階、掲載されている各店舗。Webでの閲覧もできます。
移住者に人気の雁木町屋
今回掲載の13のスポットのうち市外からの移住者はなんと半分以上!市役所と地域の皆さんのバックアップの体制が整っている地域だと感じました。歴史や伝統と新しい感性をお互い認めて成長しあっていける上越市。
移住を検討している中で、この本を読んでいただいた方が「町屋っていいな」「町屋で何かやりたいな」「町屋が大好き!」と思ったら、ぜひ上越市を検討していただけたらなと思います。
移住関係パンフレット「住もっさ上越」の表紙を飾っているのも移住された、谷内さん、打田さんです。
◆住もっさ上越(上越市移住パンフレットこちらから読めます!)
◆上越市ふるさと暮らし支援センター(移住関係の市役所窓口)
◆にいがた産業創造機構(NICO:新潟県の創業相談・支援)