冬のにらさき・ほくと日記 -八ヶ岳エリアの寒さと日常-
2月1日、出張で山梨県北杜市・韮崎市に行ってきました。
しごと現場を見学できる移住体験ツアーへの参加や、まちなかの注目スポットを移住相談員さんと歩くなど、盛りだくさんの1日+αを過ごしました。
その一部を少しずつ書き留めていきたいと思います。
北杜市ってどんなところ?
北杜(ほくと)市は、山梨県の北西部、長野県との県境に位置するまちです。
八ヶ岳や甲斐駒ヶ岳などの山々に囲まれ、南には富士山の景観も。
自然豊かながら首都圏まで約2時間でアクセスできます。
そんな北杜市は、8つの町村が合併して誕生しました。
(白州、武川、小淵沢、長坂、大泉、高根、明野、須玉)
小淵沢のアウトレット、清里のキャンプ場など、各地域に観光スポットが様々あるので
行った覚えがある方も多いのではないかと思います。
特筆すべきはその広さ。市全体=東京都23区と同じくらいと言われています。
でも人口は4万人。のんびりとした高原の田舎町といった雰囲気ですね。
冬の”八ヶ岳エリア”の気候と景色
北杜市に旅行してとてもよかった、八ヶ岳が大好きなので、移住を考えている。
そういった相談をいただいたときに、私がいつもお聞きしていること。
「北杜に訪れたのは夏ですか? 冬には行かれましたか?」
北杜移住の心配事No.1は冬の気候です。晴れているけど、放射冷却で底冷えする寒さ。
そして山から吹く風”八ヶ岳おろし”が容赦なく体温を奪います。
時にはマイナス10度まで冷え込むことも。
今回の移住体験ツアーは、そんな厳しい冬を体感することも目的の一つ。
暖冬と言われる2020年冬も、やはり寒かったです!
こんな格好をしていったら「そんな軽装で大丈夫?!」と市役所の方に言われました。
大丈夫じゃありません笑。強い風が突き刺さるようでした。
みなさんダウンや厚手のコートを着込み、ショートブーツで完全防備。
やっぱり違うなと思わされました。
大変なこともある一方で、「冬の山の景色が一番好き!」と仰る方も多いんです。
空気が澄んでいるからこそ、抜けるような青空の中映える山々の稜線。
そして見てください、白州の透き通る清流!
こんな水が毎日飲めるなんて最高ですね。夏になったら川遊びも楽しそう。
ぜひとも年間を通じて訪れて、人と話して、移住先として暮らせるかどうか
じっくりご検討いただきたいと思います。
いいじゃん北杜市体験ツアーの内容とは?
今回のツアーでは、市内をバスで回りながら観光や産業、子育て環境をじっくりと見学。
・白州のサントリー天然水工場見学
・小淵沢の「ハーベストテラス八ヶ岳」でランチ&交流会
・セラヴィリゾート泉郷の見学&説明会
・大泉の子育て支援住宅の見学
と、盛りだくさんの一日を過ごしました!
みなさん、市の移住担当者や市内で働く方、実際に移住した方のお話を聞いて
市内の様々なスポットを見て、とても参考になった様子。
例えば、バスで送迎付き(!)の観光施設スタッフの求人があったり。
二拠点居住しながらレストランを経営、そこで働いているキッチンスタッフにも移住者がいたり。
子育て支援住宅は、住宅設備が良いだけじゃなく、周りに図書館や役所の施設などがあっていろんな面で安心感たっぷり。
移住して子育てしながら、特技を生かして自宅で自営業(サロンなど)を始める方も多いとか。
そんな、現地ならではのお話がたくさん。
もちろん私も初めて聞くことがありまくりで、しっかり勉強させていただいたのでした。
やまなし暮らしをよりリアルにするための現地体験。おすすめです。
>>次回の記事では、北杜のおとなり・韮崎市へ訪れた様子をお送りします。