県北地域に行ってきました!~国見町とホイスコーレと地域教育編~
こんにちは!移住相談員の大宮です。
ここ最近、「国見ホイスコーレがおもしろい」という声を聞き続けていましたが、ついに現地に行くことができました!改めて一連の取り組みのお話を伺って、ワクワク感が止まりませんでした。「学びの場」を創るって、「町の未来」を創ることなのですね!
始まりは、町内に高校がないために、高校生、大学生の繋がりがない!若者の意見すら集められない!という課題をどうにかせねば!というところからだったそう。いざ町の若者の声を聞いてみると、出てきたキーワードが、「居場所」と「学び」。町として、何を提供できるのか、、、悩み、相談し、出た答えが、「風景や暮らしから、生き方と繋がりを学んでもらおう」ということ。そこで目をつけたのがデンマーク発祥の「フォルケホイスコーレ」という教育制度。
H28年度から、様々な授業を試行的に実施し、H30年度に形となったのがこれら3つのプログラムです。
・プロジェクト学習(中学生)
・カスタムラボ(高校生~若手社会人)
・短期プログラム(高校生~)
↑↑↑短期プログラムの会場となった古民家
この機会を通して、様々な成果が現れたそうです。中学生、高校生が自分達の地域を見直し、自ら考え主体的に行動する姿から、来年度、町の中学校に正式に学校の授業して取り入れられることになったり、数人から始まった「カスタムラボ」は、町内外の人が集まるようになったり、県外からこのプログラム参加した方の内二人が移住することになったり。今年10月には、co-working&learningスペースとなる「アカリ」が、リノベーションプロジェクトを経てオープン予定とのこと。年齢関係なく、町のみんな、そして町外からの人たちも集まれる場になりそうです。
↑↑↑リノベーションの真っ只中の「アカリ」
↑↑↑「アカリ」の隣は保育園&老人ホーム
↑↑↑目の前にはマルシェが開ける公園
最近、移住について様々な話をする中で、移住者になんとかしてもらおう!という雰囲気を感じる時があります。まずは自分達、そして町の将来を担う若者で何ができるのか、何をすべきかを話し合い、学ぶ機会を持つことって、外の人に頼る前に考えるべき、とても大事なことなのではないかなと改めて感じました。
今後がますます楽しみな、国見町です!ありがとうございました!
◎参考URL
「国見ホイスコーレ」https://kunimi-hojskole.jimdofree.com/kunimi-hojskole/
「家守者桃ノ音」https://www.facebook.com/yamorisyamomonone2018/
「国見町公式HP」:https://www.town.kunimi.fukushima.jp/