山形県出張記~置賜地域編~ |地域のトピックス|FURUSATO

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山形県出張記~置賜地域編~

山形県出張記~置賜地域編~ | 地域のトピックス

<山形県出張2018>も最後の地域、置賜(おきたま)地域へ行って来ました
雪深い時季1/29~30の一泊二日でしたが、雪は例年の三分の一程度とのこと
それでも、道路の両端にできた雪の壁や、道路の中央から流れている消雪用の水、などなど
雪国ならではの風景が待っていました

長井市

長井市では、2017年にオープンしたばかりの道の駅「川のみなと長井」へ


長井市は、競技用けん玉生産日本一
商品棚はさまざまなけん玉で埋め尽くされていました
長井市の人たちは、子どもからご年配の方のほとんどが、けん玉ができるとか!?
たまたま売り場にいらっしゃった行政の方も、けん玉を持つと次々と技を決めていました

飯豊(いいで)町

飯豊町では、毎年女性をターゲットとした体験ツアーを開催しています
このツアーをきっかけに、一組が移住し一組は移住検討中とのこと
その体験ツアーでも大好評な、コワーキングスペースを備えたブティックホテル
ホテルスロービレッジ」を視察しました



地元の建築事務所が設計運営を行っているとのことで、
見栄えの良さはもちろん、機能面も重視したホテルでとっても素敵でした

そして、ランチは「農家レストランエルベ」へ
地元野菜やお肉など、地産地消でイタリアンを提供しているお店です



私は、飯豊産黒毛和牛を使用したフェットチーネを注文
ソースがたっぷりで、パスタもモチモチ、黒毛和牛ですがさっぱりといただけます
シェフの創意工夫を感じることができました

また、株式会社デンソー山形の方からお話しを伺う機会もいただきました
生産拡大のため、今年度、なんと150人の求人を出すとのこと!
それに合わせ、町も住宅性能を高めたエコハウス団地を建設予定です

小国町

置賜地域の中でもひときわ雪深い町、小国町
マタギ文化も残る町には、2メートル近くの雪の壁ができていました
小国町では、地域に根ざした生活をされている方のお宅を訪問する機会をいただきました

kegoya」はご主人が炭焼き職人、奥様がかご作家のユニット
昨年のTURNSにも取り上げられたお二人は、残念なことにインフルエンザとのことで
お話しは伺えませんでしたが、その作業場を見せていただくことができました



山から採れる胡桃の皮やあけびのつるを利用し、一点ものの作品を丁寧に作られています
雪国の冬の作業場は大変冷え込むはずですが、木のぬくもりが感じられる作業小屋でした

その後、雑穀農家で六次産業にも力を入れている、山口ひとみさんのお宅を訪問
小国での暮らしや仕事について伺いました
雑穀を使用したお菓子などが好評で、「旬彩工房」という自宅隣にある工房で作業されています
紅茶と一緒に旬彩工房のお菓子も美味しくいただきました
「無理しない」自然体が素敵な山口さん、小国町が大好きだとおっしゃっていました。
最近では、小国町が現在取り組んでいるプロジェクトにも参画されており、
首都圏の若者との交流も深めています(日本食べるタイムスHPからご覧になれます)
突然の訪問にも、快くご対応いただきありがとうございました

米沢市

最後は、米沢市に昨年4月にOPENしたばかりの「道の駅米沢」へ
土日は大変賑わうというこの道の駅、米沢中央ICのすぐそばと好立地
しかも、米沢市と福島を結ぶ東北自動車道が無料区間ということもあり、
すでに100万人が方が来館しているそうです!(TOPの写真は道の駅の入り口)



ピカピカの館内には、土産売り場・フードコート・観光案内所がゆとりをもって配置されています
米沢の民芸品、「お鷹ぽっぽ」も大きなガラスケースに飾られていました
そして、産直品売り場には米沢牛も売っているという、観光客には至れり尽くせりな場所
次回はゆっくり滞在したいです

長靴を持参した今回の山形出張
「置賜地域は広い!」という感想が出るほど、一日では勿体ない場所でした
厳しい自然と共存する人たちが住まう、置賜
今回も、お世話になった方々に心から感謝いたします

次回は、暖かい季節に農家民宿へ滞在し自然を満喫したいと思います!