ココクマナイト vol.1 参加レポート
ココクマナイトVol.1 参加レポート
(日時:2018年8月31日(金)19:00-21:00 場所:CAF?&HALL OURS)
先日行われた、元熊本県移住相談員の池田真麻さんのUターン報告会に参加してきました。
参加できなかった池田さんファンの皆さんや熊本へのUターンが気になっている方へご参考になればとレポートさせて頂きます。
池田さんの、熊本へ移住して約4ヶ月のリアルな感想とは・・・
「やっぱり熊本は最高!」
毎日、鶴屋などのある電車通りの景色を見ると、「あー帰ってきて良かった!!」と毎日毎日思っていたそう。かわいい!!
のろのろガタンガタンと市内を走る路面電車の遅ささえも愛しい。
・・・池田さんの活き活きと笑顔で話されているお顔からは、熊本へのUターンが成功されているのだなとすぐにわかりました。
和水町出身の池田さん、町の小さなコミュニティが窮屈で大学進学とともに東京へ
東京に来たころは色々な刺激がありとても楽しくて、熊本には絶対に帰らないと思っていたそう。
◆なぜ熊本へUターンを決めたの?
東京に来て仕事をしているうちに、これが自分のやりたいことなのか?このまま東京にいるのか?そろそろ年齢的なことも考えるようになり、、、あんなに窮屈だった田舎が、帰る度に安心感や癒しに変わってきた。そんな中、熊本県に係る仕事を探していたら、これだ!熊本県への移住相談員の仕事!!
主に首都圏の熊本県に帰りたい、熊本県に興味をお持ちのご相談者さんに郷里の熊本の話をしているうちに、また、熊本県各地の市町村の担当者と共同で移住・定住を勧めているうちに、「池田さん、まだ帰ってこんと?」何度も聞くうちにご自分も帰りたくなられたようです。
そして、熊本地震。Uターンのご相談者が急増、移住相談をしながら自分にも何か出来ないか?と模索。
家族や親戚、知人達が心配、でもすぐに帰れない、、また、ふるさと回帰支援センターでのお仕事はとても楽しくやりがいがある、帰ろうかどうしようか・・・
でも熊本に面白い仲間、熱い仲間が待ってくれている!帰っても大丈夫だ!っと決心をされたようです。
Uターンでさえこんなに悩むのに、Iターンや他の方々はもっと大変な、人生を変える決意なんだなと。
その心の葛藤、わかる~ぅっと、うなずきながら池田さんの話にひきこまれました。
◆池田さんの思う熊本のよいところ
・通勤時間が短い
・お水がおいしい、水道費が安い
・食材がおいしい
・質の高い飲食店やお洒落なお店が多い
・親が近くにいる安心感、食材を分けてもらえる
・家賃、駐車場が安い
◆ちょっとしたマイナス的な要素
・公共交通機関の利便性が良くない
・スーパーによっては食材が東京と変わらない金額
・仕事の幅が少ない、仕事はあるにはあるが
・ライブやイベントの数が東京に比べると少ない
・熊本市内は意外と人が多くてごみごみしている、市電も満員電車の時間帯がある
◆熊本の企業が求める人物や、状況
・東京や首都圏での経験を活かして、積極的な姿勢のある人を求めている
・とにかく人材不足、有効求人倍率は全国平均よりも高い状態が続いている
・熊本ならではの半導体関連も多い
・仕事は事務、営業、まんべんなくあるのはある
このあと、参加者のみなさんと会食懇談会があり、皆さんわきあいあいと歓談されました。
◇熊本の地場企業トップへインタビュー!池田さんが編集に係られているサイトご紹介◇
キャリアマガジン ココクマ:https://cckuma.com/
「熊本にUターンしたい」という方々向けに、熊本の会社情報、仕事情報、生活情報などを紹介していく情報サイト
熊本にもこんな面白い、元気な会社があるんだと思っていただけます。
《後記》
熊本に帰ってきて、『やっと地に足が着いた』とおっしゃったことが一番印象に残りました。
自分のこれからが想像できるようになったと。
この先熊本で結婚して、子供を産んで育てて、おばあちゃんになる、、、。
和水町から東京へ出てきたころは東京が楽しくてしかたなくて熊本へは全く帰らずちょっとぐれてた池田さん、お母さんや家の手料理の味、煮物的な地味なおかずが好きな池田さん、毎日毎日帰ってきてよかったとほっとする池田さん、たまにお母さんが心配して食料を届けにいらっしゃる姿、なんだか私も池田さんの現在や未来を一緒に想像できました。(笑)
いずれにしてもエイって、帰ることにはたくさんの勇気と決断が必要だったと思います。でもきっと何を選んでも道は拓けていくのだと思います。終わらせないから始まらない、そんな気がしました。
「みなさんはこれからどんな人生を歩みたいですか?」
池田さんの問いかけに皆さん想いをはせたことだと思います。
池田さんが笑顔で暮らしている熊本へ、みなさんも帰りませんか?
ふるさと回帰センターでご相談お待ちしております。