ただいま、かごしま?
6月が終わるころ、鹿児島へ帰省してきた。
天気予報は雨マークがずらりとならんでいたけれど、
鹿児島空港に降り立つと降り注ぐ太陽の光。
見上げるとこれぞ鹿児島!と思えるようなぴかぴかの空。
まず立ち寄ったのは霧島市牧園町の「きりん商店」さん
霧島へ移住されたご夫婦が営む「きりしまのよかもん」を集めたお土産もの屋さん。
きりしまのお茶とよかもん、略して「きりん商店」
七輪で焼いた香ばしいパンに薫り高いお茶、しみじみ美味しい。
美味しくて面白くて。ついつい長居してしまう、そしてまたすぐに来たくなる。
霧島市をあとにして、次に向かうは鹿屋市は串良にある「種の音」さん。
思わずただいま、と言いたくなるような。
まるで懐かしい場所に帰ってきたような気持ちになる、優しい空間。
心をこめて作られたパンとスープ。
ひとくちひとくち大事にいただく。
地域のこと、暮らしのこと、農園のこと、旅のこと…
店主さんとのお喋りがとてもとても楽しくて時間を忘れてしまう。
大隅半島、まだまだ行きたい場所がいっぱい。
次に帰省するときにはユクサおおすみ海の学校へ行きたいな。
そろそろ日が暮れるころ。
垂水フェリーに乗って、鹿児島市を目指す。
船上から眺める夕暮れの美しいこと。
刻々と変化する空のようすに夢中になっていると、
45分の乗船時間があっという間に過ぎてゆく。
鹿児島の空はどこまでも広く高く、伸びやか。
夕焼けに染まった街が迎えてくれた。
ただいま、かごしま。
明日はどんな景色に出会えるかな?