南部町 里山デザイン大学便り7月号をお届けします
夏本番、蒸し暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、南部町は、生物多様性保全上、重要な里地里山500選に指定されていることをご存知でしょうか。7月も、身近にある豊かな自然と人を活かした魅力いっぱいの講座が開かれました!
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里山デザイン大学 便り
里山デザイン大学運営担当 岩崎一美
~7月 子育て講座【天然ミツロウでキャンドル作り】開催報告~
・開催日 7月15日(土) 10時~13時
・場所 南部町『えん処 米や』
・参加者 10組親子
・講師 町内在住 宅野有理子さん
町内の養蜂業を営んでおられる藤原良一さんの協力により、天然ミツロウを使い、オリジナルキャンドル作りをしました。蜂の巣から採取する無添加のロウを溶かし固め、アロマセラピストの宅野有理子さん指導の元、ハーブオイルの香りの中、皆さん頑張られました。
~7月 暮らし講座【里えんす・カフェ】(第2回)を開催しました~
7月7日、えん処『米や』にて、南部町の里山について知り、考える、里えんす・カフェ(サイエンスカフェ)を開催、14名の方にご参加いただきました。
第2回は「里山の希少種、外来種について」
南部町に生息・生育する動植物について、ゲスト(講師)の矢田貝さんに解説いただきました。
県内でも南部町にしかない希少植物や、町の鳥ブッポウソウ、天然記念物のオオサンショウウオなど、まち自慢ができそうな話題が盛りだくさんでした。
一方、外来種は人間活動にはついてまわるもの、外来種について考える良い機会になりました。
今回のカフェスイーツはカフェ・ド穂のか さん。七夕にちなんだお菓子をいただきました。 (文 赤井)
【来月の講座予定】
■子育て講座 (布絵であそぶ)
8月19日(土)10時~13時 えん処『米や』
捨ててしまう布の端切れをまるで油絵のような作品に作り上げる≪布絵≫を体験します。
南部町倭在住 角田敦子さんを講師にお迎えし、布を切って裂いて糊で貼って不思議なアート作品ができます。小さなお子さんがいても針を使わず安全という点もメリットが。
現在若干名の空き席があります。
■暮らし講座(里えんすカフェ第3回・最終回)を開催します
8月4日(金)19:00~20:30 えん処『米や』
テーマは「里山の自然と人の関わり」
生物多様性の観点から里山が注目されています。自然と人の関わりが密接な里山がいま、変化しつつあります。これからの里山を考えることは南部町を考えること。保全や活用の事例などをゲスト(講師)の矢田貝さんにご紹介いただきます。
また、10月7・8日、南部町で開催の「日本オオサンショウウオの会・南部町大会」をひかえ、南部町で数年前に再発見されたオオサンショウウオについてもお話しいただく予定です。
定員15名、席に余裕があります。ぜひご参加ください。(文 赤井)
【えん処 米や】 お知らせ
交流スペースを中心にほぼ毎日のようにご利用者がおられます。
チラシやSNS発信などにより徐々に認知もされてきました。
主にイベント会場としてお使いいただく事例が多くみられます。
町外の方には南部町を知ってもらうきっかけに。
地元の方にはより身近に人と人の交流の場所として今後も幅広い活用拠点になれるよう、周知していきたいと思います。
夏休みに入り、法勝寺中学校コミュニティスクール事業として生徒さんの学習指導を2週間に渡り交流スペースをお貸していています。
*移住者の集い開催*
また、役場企画政策課主催での 移住者の集いが開催されました。
第一回ということで、なんぶ里山デザイン機構の空き家紹介より入居されたご家族(参加6世帯12名)にお集まりいただき、交流を図っていただきました。
南部町での生活でよい所、不便な所など 食事をしながらざっくばらんに会話が弾みました。
今後も引き続き他の移住者の方も関わっていただきながら継続していく予定です。
【その他の事業】
今後、年間計画にある(子育て講座・暮らし講座)以外に人材バンクより募集しました講座も新たに加わる予定です。
9月1日(金)≪カメラ撮影&有機野菜コラボ≫実施予定です。
他、数名の講師の方と今後打ち合わせをしていく予定です。
どんなプランが生まれるのでしょう。今からとても楽しみです。
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