【鳥取県南部町】なんぶ里山デザイン機構 里山暮らし情報のご紹介♪
鳥取県西部に位置する南部町は、島根県安来市と隣接しており、山陰の交通の要衝となっている米子市へは車で約15分と便利なところにあります。
平成27年には町全域が環境省が指定する生物多様性保全上重要な「里地里山」に選定されました。
ブッポウソウ、オオタカなど、豊かな生態系のシンボルである野鳥の生息も確認されています。
こうした恵まれた環境を活かした体験講座や、里山の魅力の発信、南部町への移住推進について取り組んでいるのが、“NPO法人なんぶ里山デザイン機構”です。
移住のご相談も専任の職員が丁寧に応対していますので、どんなところが気になった方は、お気軽にお問い合わせしてみてください。
今月から月1回で、南部町でどんな里山暮らしの体験講座が行われているのか、“NPO法人なんぶ里山デザイン機構”のメルマガをご紹介させていただきたいと思います。
【南部町移住ツアー 3月4日~5日開催】
「生涯活躍のまち移住促進センター」と南部町が提携し、当機構も協力要請により、企画政策課と共にプラン作成や当日案内をしました。
東京圏内・大阪圏内からの参加希望者の方々が定員10名満席にて訪町され、2日間たっぷり南部町の魅力を体感していただきました。
主に、子育て支援の充実した施設・自然環境の素晴らしさを体験・空き家住宅見学・観光スポット等をご案内したうえで、実際の移住者の方々と直接触れ合っていただく時間帯を多くいただきました。
森田さやかさんトーク&ライブ 里山の庭でアウトドアクッキング体験
4月開設を前に、お試し住宅でもある「米や」も見学していただきました。
「車はレンタカーを借りられますか?」「何日まで滞在できますか?」「住民との交流スペースがあるのが良いですね」など、活発にご質問やご意見を伺う事ができました。
お試し住宅見学 参加者・移住者・スタッフで集合写真
移住にすぐさま繋がるわけではないのですが、まずは知っていただくきっかけにはなったようです。
実際に都会暮らしの方の生のお声を聴くことができ、今後のツアー内容もますます充実していけるよう行政と連絡を取りながら計画を立てていけたらと思います。
?【平成29年度 各種講座について】
平成29年度の講座は『えん処 米や』で行ないます!
◆子育て講座
開催時期:5月~3月 毎月第3土曜日 開催
対象:5歳未満親子対象・参加費1500円・軽食付き・10時~13時・定員10組
《5月3日 お父さんと竹馬づくりをしよう》は例外として場所を森の学校とします。
※4月3日より申込み受け付けを開始します。
◆暮らし講座
・里えんす・カフェ(サイエンスカフェ)
開催時期:6月~8月 19時~20時30分 全3回
※詳細は後日お知らせします。
・田んぼアート(田植え体験&稲刈り体験)
開催時期:6月・10月
(法勝寺地区地域振興協議会共催)
他に「米や」を拠点にワークショップも随時開催したいと思います。
告知方法:メルマガ、デザイン機構HP(デザイン大学)、Facebook(デザイン大学)等
【えん処『米や』を活用してください!】
◆えん処『米や』利用内容
*日中・夜、時間は問いません
*基本場所代は無料でお貸しいたします
*ワークショップに限らず、作品発表、ご自身の作品販売も条件に応じご利用ください
*映画・集会など、様々な用途でお使いください
*先客がある場合はお断りをする場合があります
*すべて予約を入れていただきます
「米や」を活用したい方は、まずはご相談ください。
連絡先:なんぶ里山デザイン機構事務局 (0859)-21-1595
☆2月~3月上旬までの講座・イベントの様子☆
◆子育て講座【お部屋でほっこら手仕事体験】
開催日:2月18日(土) 場所:Cafe 七草
参加者数:13名(町内:2名 町外:11名)
冬真っただ中、2月はお部屋でほっこら手仕事体験、羊毛フェルトでお子さん用の帽子づくりを体験しました。講師にはノームの糸車さんをお呼びし、こだわりのカラフルな羊毛で、皆さん個性豊かな帽子を手づくりされました!
◆洞窟性コウモリ保全・教育事業
南部町の貴重なコウモリ生息地の観察会
開催日:3月4日 場所:南部町のコウモリ生息地
参加者:9名(町内:3名 町外:6名)
◆コウモリ生息地周辺環境調査
調査日:3月5日 場所:南部町のコウモリ生息地
調査員:10名(内スタッフ3名)
鳥取県の希少野生動物教育実践活動事業の一つとして行なってきたコウモリ生息地での活動ですが、上記の2つを持って今年度の活動を終えました。
観察会では町内外の方が来られ、コウモリについて学ばれ、実際に生息地を見学されました。
周辺環境調査では鳥取環境大学の学生4人と、水生生物について活動されている方3人をお呼びして周辺地域のため池、休耕田、川での調査を行いました。様々な種が確認され、コウモリがおそらく食べているであろうカゲロウ、トビケラを中心とした水生昆虫の幼体が多く確認できました。その他多様な生物が確認され、周辺環境自体が今後守っていかなければならない場所だと再確認できました。
事業としては今年度で終了になりますが、今後も何かしらの形で活動を行っていかなければならないと感じました。
ここ以外にも、【生物多様性上重要な里地里山500選】に選ばれた南部町にはたくさんのこういった場所があると思います。生きものがいなくなってしまう前に情報共有を行い、どうすれば今後もその自然が続いていけるのかを考え、活動して行かなければいけません。
☆今後の講座の予告☆
◆【子育て講座】
【えん処『米や』 初イベント!】
3月25日(土)10時~15時
【あるもので彩る~古民具使って内装アレンジ企画~】【参加者募集!】
講師:大山ものづくり学校 中島佳代子 船田真理
定員:10名 参加費:500円(お昼は爆弾おにぎり&地元野菜のお味噌汁&スイーツ付)
内容:古道具や日用品を、少しのアイディアと身近な植物でアレンジ!
倉庫に眠り続けていたもの、捨ててしまいそうな小道具たち
少しのアイディアと身近な植物によって、日常を華やかに演出するアイテムへ
特別な何かを用意しなくても、どこでもできる暮らしを彩るアイディア
見方を変える、角度を変えてみる、そこに在る発見を楽しむワークショップです
(申込み3月8日より受付開始 お問合せ・予約 大学直通電話 090-9068-8543)
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