二戸市地域おこし協力隊募集!【うるしびと・漆林フォレスター】
生産量、品質ともに日本一を誇る漆の産地、二戸市で地域産業に関わってみませんか?
岩手県二戸市の「浄法寺漆」は国内生産量の約7割を占め、
京都・鹿苑寺金閣や平泉・中尊寺金色堂など、
日本を代表する国宝建造物の修理の際に使用され、
現在も東照宮を始めとする日光二社一寺の修理にも使用されています。
また、天台寺が起源といわれている「浄法寺塗」は、
浄法寺漆にこだわって作られており、本物志向の消費者から高い評価を受けています。
平成27年2月、文化庁が文化財建造物の修理に国産漆を使用する方針を示したことから、
今後さらに「浄法寺漆」の需要拡大が見込まれています。
【うるしびと】
人口減少や少子高齢化が進み、
漆関連産業の後継者不足が深刻な課題となっています。
二戸市では、漆に興味があり、
ゆくゆくは漆関連産業で自立を目指す方(うるしびと)を募集します。
古くから伝承されてきた技術により
漆掻きをしている職人の下で漆掻き技術を習得しながら、
浄法寺塗の製作や漆林整備などの業務を行っていただきます。
【漆林フォレスター】
漆林の荒廃林化が進み漆原木の確保が喫緊の課題となっています。
二戸市では、漆に興味があり、
ゆくゆくは漆産業を支える方(漆林フォレスター)を募集します。
林業に関する知識及び技術がある地元森林組合の指導の下で
苗生産や漆林整備、漆原木の伐採などの業務を行っていただきます。
※二戸市とは・・・
二戸市は、岩手県内陸の北端部に位置する人口3万人弱のまちで、
折爪馬仙峡県立自然公園を始め、稲庭岳、金田一温泉、
作家の瀬戸内寂聴さんが住職を務めた「八葉山天台寺」など、
豊かな自然と歴史的な文化遺産が調和するまちです。