あの「三浦移住学」を、体験してきました。(移住当事者のリアルトーク編) |地域のトピックス|FURUSATO

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あの「三浦移住学」を、体験してきました。(移住当事者のリアルトーク編)

あの「三浦移住学」を、体験してきました。(移住当事者のリアルトーク編) | 地域のトピックス
三浦ってどんなとこ??

三浦半島の最南端なので三方向に海、ってことでマリンスポーツ、漁港、そしてマグロ、広大なキャベツや大根畑♪色々な顔をもつ三浦市ですが、暮らしの視点からみてもエリアによって地域性に特色があり、ライフスタイルの可能性は無限大。

「三浦移住学」講座とは?

そんな三浦をもっと知りたい方に、ぜひ参加していただきたいのが「三浦移住学」講座です。全4回にわたり、あらゆるテーマでゲスト講師が三浦の魅力やそのリアルを伝えます。さらには参加者同士の交流もできちゃう♪
モデレーターは、東京→逗子→三浦と拠点を移しながら幅広い分野でご活躍されているミネシンゴさん(あの猫の表紙の移住・定住促進冊子「MIURA」を企画・編集をされたのもミネさんです)

今回は第三期目の開講となるこの「三浦移住学」全4回のうちの最終日をレポートします。

第三期「三浦移住学」概要

◆受講料:全4回 8,000円(交流会参加費は別途)
◆定員:15名(三浦市外在住の方に限られます)
◆内容:

  • 第1回  ミネシンゴによる三浦スペシャルツアー
  • 第2回 「住む」~なぜあなたは移動するのか?~(サイトウ住宅 齋藤昭男さん)
  • 第3回 「関係人口とリモートワーク」〜複数拠点居住と定住のちがい。都市近郊街で仕事をする人たち〜(カフェ&コワーキングスペース「BAYSIDE SHARE 三浦海岸」:新城宏明さん、株式会社アドレス:佐別当隆志さん)
  • 第4回  私も三浦市に移住しました。〜移住当事者たちのリアルな暮らし〜(ミサキドーナツ、MP、かもめ児童合唱団プロデューサー:藤沢宏光さん、按田餃子:按田優子さん)

◆主催:三浦市・アタシ社

第4回 私も三浦市に移住しました。〜移住当事者たちのリアルな暮らし〜(2023/3/4)

会場は、第1回の初日と同じ旧三崎中学校の校舎。1Fの教室で開講です!

まずは、本日のゲスト講師をご紹介。

按田優子さん
料理家・人気水餃子『按田餃子』店主/著書『たすかる料理』(リトルモア)など
食品加工専門家として、JICAのプロジェクトに参加しペルーのアマゾンを訪れること6回。三浦市にアパートと畑を借り、都内の自宅との二拠点生活。
自分らしく暮らすワーク&ライフスタイル術『家族や社会の枠組みから自由になりたかった』 
■藤沢宏光さん
音楽プロデューサー/かもめ児童合唱団/『ミサキドーナツ』『ミサキプレッソ』店主
2004年に直感的にうっかり三浦に引越されたそうです。(笑)⇒THE HIDDEN STORY
ローカルヒーロー カフェ『MP(ミサキプレッソ)』の店主・藤沢宏光さん
三浦に来てはまったことは?
  • 按田さん:ローカルならではの発見がある。最近、潮のカレンダーを見て、アラメ(海藻)を拾いに行ったり。浜によって味が違う。
  • 藤沢さん:海といえど色々な景色があるが、三崎は古い下町で港では人々が働くエネルギーに溢れている、という印象。レトロな街並みが、映画のセットにまよいこんだような雰囲気。
東京を離れて三浦を選んだ理由は?
  • 按田さん:まだ小さいころに世田谷に住んでいて、夏に三浦海岸にはよく海水浴に来ていた。東京に住んでいる必然性がないことに気づき、神奈川から埼玉、山梨まで探したが、この三浦で海まで自転車で10分という理想の場所をみつけた。
  • 藤沢さん:不動産屋の案内で、逗子・葉山も見に行った。三崎の物件を見に来て、屋上から港を見て働く活力を感じた。15分考えて購入を決め、うっかり移住した。
小商いのはじめ方
  • ミネさん:自分の手中だけで始められること、プリミティブなところからというのがポイント。
  • 藤沢さん:港で働いている人はみんな元気で若々しい。海や潮風、健康にとてもいい力が働いているような気がしている。
移住する際に不便と感じたことは?
  • 按田さん:アスクルが翌日来ない。
  • 藤沢さん:三浦はお金を使うところがない。その分生活コストが低く暮らせる。仕事しない期間つくったり、空白期間をつくれる。
三浦から東京に行くときに気持ちの有り様は変化した?
  • 按田さん:みんな東京で頑張ってるなー・・と。自分は海で泳いだりしているので。
  • 藤沢さん:人混みがストレスと感じるようになり、新宿や渋谷を避けるように。三浦に帰ってくる時、横須賀中央くらいからホッとする。
ご近所づきあいは?
  • 按田さん:職場の工房があり、ヤマトさん、業者さんが親切にしてくれる。ローカルルールはほぼない。スーツで都心に通勤している人もいて、すんとしている。
  • 藤沢さん:外から来た人を受け入れる気質。敬意をもって接すればOK。物々交換や親を大切にする文化がある。

その他にも、色々なエピソードをお話しいただきとってもおもしろかったです!!

お二人のお話のあとは、場所を移動し「本と屯」で交流会が開催されました。
「三浦移住学」第一期、二期に参加された方々もお越しになり、とっても盛り上がりました。求めるライフスタイルはそれぞれでも、生き方について語りあえる仲間がいるってとっても心強いですよね。

移住って、生き方を変えるチャレンジ。そして、「三浦移住学」は、移住を考える人の学びの場です。
きっと、これからの生き方を改めて考えようとしている方々の背中を押してくれることでしょう。次回、第四期の開催時にはぜひご参加してみてくださいね♪

もっと知りたい方はコチラ

三崎エリアでトライアルステイ♪お泊りしちゃいました♪
⇒「三浦移住学」初日レポート 第1回ミネシンゴによる三浦スペシャルツアー
三浦・三崎を楽しむ総合情報マガジン「gooone」