家康公と静岡市
いい季節になりましたね。大河ドラマ「どうする家康」でも注目の静岡市。JR静岡駅から徒歩15分くらいの所に、駿府城公園があります。
ここは、晩年家康公が住まわれた城跡です。
お濠には、葵船が運航され、お濠ランを楽しむ方がいたり、市民に開かれた静岡市らしいのんびりゆったりとした時間が流れています。
すぐ隣に博物館もありますよ。戦国時代末期の道と石垣が当時の姿のまま展示されています。
https://scmh.jp/
歴史博物館からは、シャトルバスでパワースポットでもある浅間神社へ行けます。浅間神社には、大河ドラマ館もあります。
http://www.shizuokasengen.net/
これらは、JR静岡駅近にあるので気軽に立ち寄れますよ。
社殿の透かし彫りには、珍しい波の模様が入っています。
JR静岡駅からは少し離れたところ、日本平には、久能山東照宮。ここは家康公を最初に埋葬し奉った神廟があります。
https://www.toshogu.or.jp/
本殿は、徳川家康公の側近として仕えた中井正清の最晩年に全身全霊を込めて造った最高傑作。
神廟は、御遺言に基づき西向きに建てられています。
西の方には、公の御両親が子授け祈願の参籠をされたという言い伝えを持つ鳳来寺があり、
さらにその西に岡崎の松平家の菩提寺大樹寺、家康公誕生の地である岡崎城があります。
そしてその延長線は京の都へと続いています。
何故西向きなのか。それは諸説あるそうですよ。
静岡市は目立った都市ではないですが、歴史の分岐点として何度も舞台となった地域です。
観光地でないからこそ、ゆっくりじっくりと自分のペースで観て知ることができるんです。
西からも東からも訪れやすい静岡市。ゆるりと訪ねてみませんか?