はじめての福島出張レポート 【中編】~ふくしまぐらしって実際どうなの!?~ |地域のトピックス|FURUSATO

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はじめての福島出張レポート 【中編】~ふくしまぐらしって実際どうなの!?~

はじめての福島出張レポート 【中編】~ふくしまぐらしって実際どうなの!?~ | 地域のトピックス

こんにちは!福島県移住相談員の伊藤です。この記事では、福島県出張レポートをお届けします。

前編はこちら

福島出張2日目は、県中地域の視察に行って来ました!

1日目とは打って変わって気持ちのいい青空が広がりました!
県中地域は福島県の中央に位置し、12の市町村からなる地域です。今回は古殿町、石川町でご活躍されている皆さまの町おこしの様子をレポートします!

福島県古殿町へ

まずは、「小澤ふぁーむ」へ伺いました!

小澤ふぁーむからの眺望

農業体験、郷土食体験、農泊体験を行う「小澤ふぁーむ」にて、古殿町を一望できる素敵な景色を拝見しました。思わず「わあ!すごい素敵!」と声が出てしまいました・・!

小澤ふぁーむで手作りされている「凍み餅」
「凍み餅」・・・東北地方(福島では会津地方や阿武隈山系のあたり)の農家に伝わる伝統食。1~2月頃に、よもぎや山ごぼうの葉を練り込んだ餅を軒先などに吊るして寒風に晒し、氷結、乾燥させて作る保存食。

小澤ふぁーむでは自家米を使用した加工品を作っています。凍み餅などの地域特有の食文化を蘇らせて、次世代につなげる取り組みを行っています。

完成した郷土食は古殿町の道の駅「おふくろの駅」で販売されています。季節ごとの旬の食材を使用した郷土食は保存料などが入っていないため、古殿町の外には出回らないレア物です。
気になった方はぜひ、足を運んでみてください!

 

次に、酒蔵を改装して地域交流拠点「Kuranoba」をオープンした「豊国酒造」へ

「豊国酒造」の外観

改修した酒蔵「Kuranoba」の外観

改修した酒蔵「Kuranoba」の内装

2022年10月に豊国酒造敷地内の築100年の酒蔵を改修し、「Kuranoba」がオープン。「酒蔵の新たな可能性を創っていく」をコンセプトに、シェアスペースとしての貸出を行っています。
お子さまや日本酒を飲んだことがない成人の方が酒蔵に触れる機会となることを目指しており、お菓子作りや雑貨屋さん、コンサートなどお酒に関連しないイベントも開催可能ということには大変驚きました。

新しく生まれ変わった酒蔵からは伝統や歴史を継承してきた強さと、令和の時代を生き抜く柔軟さをひしひしと感じました。

福島県石川町へ

その後、お昼は石川町にある「農園Cafeやい子ばぁちゃん」
築百年の古民家の一部を改装、本業で野菜づくりと畜産をおこないながら、新鮮な季節野菜を活かした飲食の提供と民泊事業を行っています。
 

ぜんまいを収穫後、天日干しで揉み込みながら乾燥させている様子。乾燥させたものは保存食となります。

到着すると、店先で作業をされていました。
天日干しで重要なことは、「天気が良く乾燥に適した日に可能な限り多く揉み込むこと」と教えていただきました。


一つ一つ、手間暇かけて作られたお料理たち。作り手の気持ちを感じながら、美味しく頂きました!

【後編】へつづく!

 現地へ行く前に、福島県への移住について相談したい方へ

東京・有楽町に構える移住相談センター「NPO法人ふるさと回帰支援センター」(東京交通会館8階)では、福島県の移住情報を豊富に揃えています。また、福島県のブースには就職専門の相談員もいます。移住について、お仕事について、ぜひお気軽にご相談下さい!

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